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結露は住まいのトラブルを招く

結露の種類

お風呂場&キッチンをはじめ、押入、外壁、天井、床、壁内・床下・畳裏といったあらゆるところに生じ、住む人や建物に悪影響をおよぼす結露について、もう少し詳しく説明しましょう。

結露は、原因となる水蒸気が部屋の温度差などによって水滴化することから発生します。お風呂場&キッチンなど水回り水気、灯油やガスなど燃焼タイプの暖房器具、住人やペットの呼吸・発汗、室内に干した洗濯物、観葉植物、観賞魚用の水槽などから、結露の元となる水蒸気が生じるのです。

内部結露と表面結露

内部結露とは、外壁の内部で生じる結露のことです。室内で生じた湿気が壁の中に侵入して結露を発生させるもので、外壁下地材や土台を腐らせたり、シロアリ被害に発展して住宅の寿命を縮めることにつながります。また押入の床や壁のクロスにかびが生えたり、あるいは湿気を含んでいる。畳をめくると畳の裏面と床がべたべたしていることがありますが、これも内部結露の一種です。

対する表面結露は、朝起きると窓ガラスにびっしり水滴がついている、冬、締め切った部屋の中でお湯を沸かすと窓に水滴がつくといったものと同じ現象をいいます。室内の壁や窓に生じるもので、目で見て確認することができます。表面結露は室内を湿気の多い環境にするので、カビやダニを発生させる原因のひとつになり、人体に悪影響を与えます。

結露が発生した建物は衛生上、また耐久性に問題を生じます。これらを防ぐためには、専門業者による工事(防湿気密フィルム、壁体内通気層の施工など)や日頃のチェックが必要です。

結露を放置が引き起こす疾病

結露している状態を放っておくと、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。床が結露した水で湿って、ふやけてしてしまったり、カーテンやじゅうたんにカビが発生するなど、体に悪影響を与える場合もあります。

カビは、適度な湿気と温度、そして栄養のあるところ(建材や仕上げに使われる接着剤やのり)にはどこにでも繁殖します。ダニは、高温・多湿を好むので、今までは夏に活動し、冬には発生しないものといわれてきました。しかし、近年は暖房機器や加湿器の普及などから、冬場もダニが活動しやすくなっています。

また、ダニはかゆみ、腫れ、ニキビ、喘息など、様ざまな疾病の原因になるといわれています。ダニやカビが招く病気としては、アトピー性皮膚炎、小児ぜんそく、アレルギー性皮膚炎などがあげられます。
省エネリフォームで結露を防ぎ、快適な生活を送りましょう。

結露の対策

表面結露対策としては、以下の3つが効果的です。

  1. 住宅の外側全体の断熱を強化します。特に窓は「複層ガラス」と「断熱サッシ」などを併用して断熱を強化します。
  2. 冬は暖房機器を利用し、建物内の温度差を少なくします。
  3. 住宅全体の換気を計画的に行い、空気の流れをよくして湿気がたまらないようにします。

住宅の断熱性をあげる省エネリフォームは、結露対策に充分効果的です。しっかりと断熱された住まいの場合、冬の冷たい外気の影響を受けたとしても、部屋の暖かい空気に触れている壁、床、天井などの表面温度が極端に下がるようなことが少ないからです。また窓の断熱性能を高めると、結露の防止と同時に、省エネ効果も大幅にアップします。

内部結露対策としては、外壁の室内側に防湿フィルムを施すことが、住宅の気密対策につながります。さらにすきま風が減少するため、省エネルギー効果も期待できます。

 
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