ひと口に「内装」といっても、壁や天井クロスの貼り替えから内装全面リフォームまで、住まいの状況によって様ざまなパターンが行われています。壁紙や床面の張り替え、喫煙による天井や壁の黄ばみなど、内観を美しくするためというイメージが強いですが、最近問題視されているホルムアルデヒドに関するシックハウス対策の工事も少なくありません。
また「床がきしむ」「バリアフリー」「洋室を和室に変える、和室を洋室に変える」「部屋の間仕切り」などの、やや大掛かりな工事も行われます。キッチン・バス(浴室)・洗面所・トイレなど、毎日暮らす上で必要な設備器機の見直しも欠かせません。内装リフォームは、外装と同様、今の住まいをもっと便利に、もっと住みやすくします。もちろん、住まいの寿命を延ばすことにもなります。
水回りの改修といっても、キッチン、トイレ、浴室、洗面台などさまざまです。水回りは、毎日使うところだからこそ、きれいにメンテナンスして快適に過ごしたいもの。デザインも大切ですが、機能性を重視し、日々の手入れも簡単にできるようにするのがおすすめです。
キッチンや洗面台の水洗金具は、15~20年くらい使っているとパッキンが使い物にならなくなり水が漏れ始めます。掃除をする際、金具の付け根がなぜか濡れているようでしたら、そろそろ交換か修理が必要になります。水回りの設備にかんしては、おおよそ5年で部品の点検交換、10年で本体の点検交換を行います。
また漏水など、水回りのトラブルは家の内部を痛めますので、定期的にチェックを怠らないようにしましょう。おかしいと感じたら、専門の業者やメーカーのメンテナンス部門に診断してもらいましょう。
水回りや壁・床・天井などに比較すると、窓のリフォームはあまり知られていません。しかし、外観デザインはもちろん、採光や通風によって、開口部は住まい全体の性能に関わってきます。また、防犯面でも配慮したい大事な部位といえます。
また窓を断熱性の高い構造に変えることで、すきま風、夏の直射日光を防ぎ、結露を解消することができます。室内と外との熱の出入りは少なくなり、さらに冷暖房機器によるエネルギー消費も減少。熱効率が良くなるので、年間の冷暖房費も節約することができます。
さらに二酸化炭素の排出量も大幅にカットできるので、地球温暖化対策にも貢献できます。開口部リフォームは、家計にも地球にも優しい生活をもたらすのです。